図面ファイルに一度定義されたブロックなどは、オブジェクトそのものを削除しても定義が残ってしまい、再挿入しても既出の内容で反映されてしまいます。
その場合は再定義を行うか、定義済の内容を削除して再挿入を行います。
また、[名前削除]を使用すると、ブロック定義に関わらず、画層や寸法・文字スタイル、線種等、使用されないものは削除することが可能です。
これらの項目が多く存在するとファイル容量が大きくなってしまうので、軽量化のために不使用なものは削除を行います。
操作方法
以下のいずれかの方法を選択
・メニューバー[ファイル]→[図面ユーティリティー]→[名前削除]
・コマンド：PURGE （エイリアス：PU）
↓
コマンドウインドウに削除項目の一覧が表示
↓
対象の項目、または すべて[A]
のオプションキーを入力
↓
パージする名前を入力
↓
Enter（*）
↓
パージする各々の名前を確認しますか？
↓
・はい
対象項目が一つずつ提示され、都度削除するかどうか指示できます
・いいえ
対象が全て削除されます
※削除項目から対象を選択する際、[BA]を指示すると、[バッチ処理]となり、項目確認を行わず、使用されていない名前を削除します。
※画層やスタイル等で既定に設定されているものは、不使用でも削除されません。（0画層など）
