Excelのファイル（.xls/.xlsx/.csv）とリンクする表オブジェクトを作成する方法です。
データリンクの新規作成から設定を行います。
セルの貼り付けからリンクされた表を配置する方法は こちら
新しいデータリンクを作成する
（操作方法）
以下のいずれかの方法を選択する
・[挿入]タブ→[リンクと書き出し]パネル→[データリンク]
・[注釈]タブ→[表]パネル→[データをリンク]
・コマンド：DATALINK
・メニューバー[ツール]→[データリンク]→[データリンクマネージャ]
↓
[データリンクマネージャ]ダイアログ
[新しいExcelデータリンクを作成]
↓
[データリンク名を入力]
名称を入力→OK
↓
[Excelデータリンク]ダイアログ
ソースファイルや範囲を指定
※Excelの読み込み設定はパネルを展開します。
↓
OK
↓
[データリンクマネージャ]
作成したデータリンクが追加される
↓
OK
[データリンク]ダイアログ
ファイル
- Excelファイルを選択
- データリンクを作成するExcelファイルを選択します。
- パスの種類
- [絶対パス]
- リンクするExcelファイルが格納されているルートフォルダおよびすべてのサブフォルダが含まれます。
- [相対パス]
- 現在の図面ファイルに対する相対パスを使用して、リンクするExcel ファイルを参照します。
- [パスなし]
- リンクするExcelファイルのファイル名のみを使用して参照します。
- [絶対パス]
リンクオプション
- リンク先のExcelシートを選択
- 展開するとExcelファイル内のシートが表示され、ここから参照するシートを選択します。
- シート全体をリンク
- 指定シート全体を表とリンクします。
- 名前の付いた範囲をリンク
- 対象のシートに名前の付いたセル範囲がある場合、その範囲を表とリンクします。
- 展開するとその一覧が表示され、ここから範囲を選択します。
- 範囲にリンク
- 対象のシートの指示したセル範囲を表とリンクします。
- 有効な範囲をセルボックスに入力します。（例）A1:G10
- プレビューボタンを押すと、範囲がプレビューされます。
オプションを表示
ボタンを押してダイアログを展開します。
Excelのファイルを読み込む方法を指定します。
- セルの内容
- データ形式と計算式を保持
- 計算式とサポートされているデータ形式がアタッチされたデータを読み込みます。
- ※AutoCADで対応していない関数については正しく表示されません。
- データ形式を保持し、計算式はExcelで再構成
- データ形式を読み込みます。データは、Excel 内の計算式で計算されます。
- データ形式を文字に変換し、計算式は Excel で再構成
- Excelデータを Excel の計算式から計算されたデータを持つ文字として読み込みます(サポートされているデータ形式はアタッチされません)。
- ソースファイルへの書き込みを許可
- DATALINKUPDATE[データリンク更新]コマンドを使用して、図面側のデータに加えた変更を、ソースファイルにアップロードを許可するか指定します。
データリンクから表を作成する
[表を挿入]ダイアログの[挿入オプション]からデータリンクを選択します。
データリンクを更新
ソースファイルでの変更結果をAutoCAD側に反映させる方法です。
更新通知
ソースファイルを更新すると、AutoCADのステータスバー[データリンク]のアイコンから、更新通知が表示されます。
[表を更新]の文字を選択すると対象のデータリンクが更新されます。
ステータスバー
[データリンク]アイコンの右クリックメニューより［全てのデータリンクを更新］を選択します。
[リンクと書き出し]パネル
[ソースからダウンロード]を選択後、コマンドラインから[データリンク]または[すべてのデータリンク]を指定します。
[表]パネル
[ソースからダウンロード]を選択後、コマンドラインから[データリンク]または[すべてのデータリンク]を指定します。
[外部参照]パレット
外部参照パレットの更新ボタン、またはデータリンク名を右クリックして、メニューより[データリンクを更新]を選択します。
表オブジェクト
対象の表を選択し、右クリックのメニューから[表のデータリンクを更新]を選択します。
コマンド
コマンド：DATALINKUPDATE
[データリンクを更新]を選択後、[データリンク]または[全てのデータリンク]を指定します。
