AutoCAD

AutoCADの再作図コマンド(REGEN)とは?

AutoCADで図面を編集していると、次のような表示トラブルが起こることがあります。

  • 破線が実線のように表示される
  • ハッチングが正しく表示されない
  • 文字や寸法が一部見えなくなる
  • 図形の表示が乱れる

といった現象に遭遇することがあります。

このような現象が起きると、「図面データが壊れてしまったのでは?」と不安になるかもしれません。

しかし、実際には図面そのものの不具合ではなく、画面表示の更新がうまく行われていないだけというケースも多くあります。

そんなときに便利なのが、再作図コマンド(REGEN)です。

再作図コマンド(REGEN)とは?

[REGEN(再作図)]は、図面データを再計算し、画面表示を更新するためのコマンドです。

AutoCADでは、拡大・縮小や画面移動、図形編集を繰り返しているうちに、表示が一時的に乱れることがあります。

[REGEN]を実行すると、現在の図面表示が再生成され、こうした表示上のズレや乱れを改善できることがあります。

ただし、[REGEN]はあくまで画面表示を更新するコマンドです。
図形や寸法など、図面データそのものを修正する機能ではありません。

特に、データ量の多い図面や外部参照を含む図面では、表示の不具合が発生しやすいため、[REGEN]を覚えておくと便利です。

操作方法

下記いずれかの方法を選択
・コマンド:REGEN(ショートカットキー:RE)
・メニューバー→表示→再作図

実行すると、現在表示しているビューポートの内容が再計算され、画面表示が更新されます。

REGENALLとの違い

AutoCADには、[REGEN]に似たコマンドとして[REGENALL]があります。
両者の違いは、再作図の対象範囲です。

コマンド対象
REGEN現在表示中のビューポート
REGENALLすべてのビューポート、モデル空間、レイアウト

[REGEN] は、現在アクティブなビューポートだけを再作図します。

一方、[REGENALL] は、図面内のすべてのビューポートやレイアウトを対象に再作図を行います。

そのため、複数のレイアウトやビューポートを使用している図面で、全体の表示を更新したい場合は[REGENALL]が便利です。

ただし、図面の規模が大きい場合は、[REGENALL]の実行に時間がかかることがあります。

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