BricsCAD

OLEオブジェクトを挿入する

OLEとは、Object Linking and Embedding の頭文字で、
「オブジェクトのリンクと埋め込み」という意味です。

異なるアプリケーション間のデータをリンクしたり、
埋め込んだりするためのWindowsの機能です。

例えば、この機能を利用すると、Excelで作成した表をBricsCADの
図面に貼り付けることができます。

BricsCADの図面に外部のオブジェクトデータを連携するには、
リンクか埋め込みを選択します。

リンクしたオブジェクトは、元データを参照し、実データを持たないので、
元のデータを変更した場合も、そのリンクを更新するだけで、
リンクした文書に変更を反映させ、データを最新に保つことができます。

オブジェクトを埋め込んだ場合は、元のデータを実データとして取り込み、
元データとは切り離されるので、元の文書を変更しても、
埋め込んだオブジェクトに変更分は反映されません。

BricsCADから他のアプリケーションにOLEオブジェクトを
書き出すことも可能です。
たとえば、BricsCADの図面の一部をExcelやWordに
コピー&ペーストできます。


操作方法

下記のいずれかを選択
・メニューバー[挿入]→[オブジェクト]
・コマンド:INSERTOBJ


[オブジェクトの挿入]ダイアログ→[ファイルから作成]を選択

[参照]ボタンをクリック

[参照]ダイアログ→ファイルを選択→[開く]

[オブジェクトの挿入]ダイアログ
・OLEオブジェクトをリンクさせる場合は、〔リンク〕にチェック

[OK]

サイズを変更する場合は、OLEオブジェクトをクリックして選択し、
グリップを操作して、調整します。

ExcelのOLEオブジェクトは、縦横比を保ったままの
拡大縮小が可能です。

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