CADオペレーターは仕事が辛いって本当?やりがいや魅力を徹底解説
2019.09.06
- CAD・BIMオペレーター
記事ライター:キャドテク編集部
「CADオペレーターとして働きたいけれど、設計業界は残業が多そう」と感じている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、気になる実情や、自分のライフスタイルに合わせた就業時間で働く方法をご紹介します。
目次
CADオペレーターの仕事で辛いと感じること

どうしても残業が避けられない場合がある
CADオペレーターが活躍する設計業界は、一般的に残業の多い業種です。また、将来的に設計士として活躍することを考えている場合、スキルアップに伴って業務の幅も広がるため、どうしても残業が発生することが多いようです。
ほかにも、納期に間に合わせる必要があったり、図面修正に多くの時間がかかってしまったりすることも、残業につながる原因になります。
しかしながら、どの職種においてもこれらのケースは考えられることです。
そのため、必ずしも残業率が高いということではありません。昨今では、働き方改革によって労働環境が改善されてきていることで残業時間が減少傾向にあると言われています。
また、雇用形態を選ぶことで残業が少ない働き方ができるでしょう。
体力的に辛いと感じることが多い
一日を通してデスクワークが基本です。長時間パソコンの前でイスに座り続けることになるので、徐々に眼や体へダメージが蓄積されます。
特に集中して作業をしていると、長時間同じ姿勢で仕事を続けてしまい、体を動かすのを忘れてしまいがちです。
体へ負担をかけないためにも、ブルーライト軽減メガネ、クッション、CADに適したマウスの使用、アラームをかけてストレッチを取り入れるなど、自身にあった対策法を身につけておくとよいでしょう。
また、長時間のデスクワークは、女性の冷えやむくみを起こしやすくします。冷えやむくみは、さまざまな不調につながりかねないため、ひざ掛けを使用するなどして、体が冷えないように考慮しておくことも大切です。
休みの日に適度な運動やストレッチなどをして、ダメージを蓄積させない体づくりも必要になると言えるでしょう。
CADオペレーターは辛いこともあるがやりがいや魅力も多い

モノが出来上がっていく喜び
一番の魅力は、自分が描いた図面が、モノとして実際に形になるというところでしょう。
自分のおこなった仕事が世の中の役に立っている実感を得られやすい職業だと言えます。
技術を身につけた分だけ評価が上がる
技術系の職業は、ほかの職業と比較して、スキルや経験が評価されやすい職業です。努力が評価に結びつきやすく、やり甲斐がある仕事だと言えるでしょう。
幅広い分野で活躍することも可能
CADを使う職種は、建築、土木といった業界だけでなく、電気、自動車、アパレル、宝飾、インテリアデザイン、機械などが挙げられ、さまざまな業界で能力を活かすことができます。
そのため、広い選択肢の中から自分が活躍したい業界を選択できるメリットがあります。
CADオペレーターに向いている人とは

ものづくりが好きな人であれば、多くのやりがいを感じることができます。長く仕事を続けていく上で、達成感を日々得られるかどうかは重要なことです。
その他、コミュニケーションの能力も必要です。
設計者やデザイナーの意図を正確に汲み取り、図面に反映することが主な業務のため、コミュニケーションやヒアリングの能力は必要不可欠だと言えます。
また、一日のほとんどがパソコンの前で、コツコツとした細かい作業をする事になるので、作業が苦にならない人も向いていると言えるでしょう。
条件重視で働くなら派遣社員がおすすめ

正社員、派遣社員、アルバイトやパートなど雇用形態によって、労働条件は異なります。
正社員であれば、キャリアを積んで設計者やデザイナーなどを目指すのには適していますが、プライベートの時間もしっかり確保したい方や、残業が少な目な仕事の仕方を希望する方であれば、派遣社員としての勤務がお勧めです。
派遣社員であれば、希望条件に沿った派遣先を紹介してもらうことができます。そのため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能となるのです。
条件重視でCADオペレーターとして働いてみたいと思った方は、派遣のお仕事検索や派遣会社への登録を検討してみてください。