株式会社アクト・テクニカルサポート

CAD・派遣・転職2020.07.18

派遣のBIMオペレーターの仕事内容とそのやりがいとは

現在、CADオペレーターとして働いている方の中には、BIMオペレーターへの就職や転職を考えている人もいるのではないでしょうか。ここでは、BIMオペレーターの仕事内容やそのやりがいなどについて解説しています。

 

BIMとは

BIMとは「Building Information Modeling」の略で「ビム」と読みます。これは、3DCADに建築系の機能を追加したソフトで、立体的な建築データを取り扱うことができます。

 

DCADは、各階ごとの平面図や建物の立面図、建物をさまざまな方向から見た図面など、多くの図面を組み合わせて立体にしていく方法です。これに対して、BIMではコンピューター上に現実と同じ大きさの立体模型(BIMモデル)を作成するような方法となっています。

 

具体的には、柱や壁、床などのパーツを組み合わせてモデルを作成します。また、BIMでは部材の色味や素材といった情報、コスト、メーカーなどの情報も付記していくことが可能です。そのため、これまでのCADを用いた図面と比べると、よりリアルな図面を作成することが出来ます。

 

派遣のBIMオペレーターの仕事内容とは

基本的な業務としては、BIMオペレーターの仕事はCADオペレーターの仕事と大きな違いはありません。設計士の図面をもとにして製図していったり、設計士の指示を受けてそれを修正したり、といった仕事がメインとなります。

 

ただし、BIMオペレーターは、建蔽率や容積率の計算、日影計算、天空率の計算、地盤算定などのデータ管理や、部材ごとの登録・管理なども業務に含まれます。

 

そのためBIMオペレーターの仕事は、建築関係の知識に精通している必要があると言えます。

 

派遣のBIMオペレーターの募集条件と給料

派遣のBIMオペレーターの募集条件

CADオペレーターの実務経験は必須

まず派遣・正社員問わずBIMオペレーターとして働く場合は、CADオペレーターとしての実務経験が必須です。

 

現在、BIMオペレーターの導入が進みつつある状況にありますが、実際にBIMを使用した経験がある、という人はまだまだ少ないのが現状です。

 

そのため、過去にCADオペレーターとして働いた経験があり、CADの基本的な操作が出来ることは必須で、3次元による作図を行ったことがあるなど、より高い操作技術を持った人が求められています。もちろん、建築系の知識も必要です。

 

・そのほかに優遇される事項

上記のように、BIMオペレーターはCADオペレーターとしての実務経験が必須であるケースがほとんどです。

 

それに加えて、次のような資格や経験がある人は採用時に優遇されやすい傾向があります。

 

・基本設計~実施設計図面の作成や、施工図の作成経験がある
・建築プロジェクトの一連の流れを理解・経験している
・建築士など、建築関係の資格を持っている
・建築業界において施工管理などの技能職としての経験がある

 

派遣のBIMオペレーターの給料

給料については、経験や業務内容によっても大きく変わってきます。

 

BIMオペレーター全体の給料平均は、BIMでの作図に特化した仕事の場合には、月給はおおよそ20万円前後となっています。ただし、業務の中枢に関わるような仕事であれば給料はさらにアップし、だいたい30万円~40万円くらいが相場です。

 

派遣においては、1,700円~2,000円程度が平均となっており、中にはそれ以上の給料をもらっている人もいます。

 

BIMオペレーターのやりがい

モノが出来上がっていく喜び

CADオペレーターと同様、BIMオペレーターもモノ作りに関する仕事であり、自分が製図した建物ができあがっていく喜びは大きいものです。とくに、BIMオペレーターは規模の大きな建物のプロジェクトに関わることが多く、CADオペレーター以上に感動や喜びを味わうことができます。

 

多くの人と関われる

作り上げるモノが大きくなればなるほど、プロジェクトに参加する人も増えます。そのため、BIMオペレーターとして活躍する場が増えれば、より大勢のスタッフと意見を出し合いながら仕事をしていくことになります。

 

人と関われるということは、人脈を広げるということにもつながり、プロジェクトが完成した時の喜びも比例して大きくなります。また、皆で喜びを共有することができるため、仕事を進めていく上で大きなやりがいになると言えます。

 

派遣に限らずBIMオペレーターの需要は増える傾向に

現在、日本国内においてBIMの導入が進んでおり、BIMオペレーターの求人数も多くなってきています。その反面、まだ普及途上にある技術であるため、BIMの実務経験を持ったオペレーターが不足しているのも事実です。

 

今後は、ゼネコンはもちろんのこと、サブコンや中小の建築事務所などでもBIMの導入は進んでいくと考えられていて、BIMオペレーターの求人数も、正社員・派遣問わずますます増えていくことが予想されます。

 

BIMオペレーターには実務経験が求められることが多いため、普及し始めている今の段階でBIMの知識や技術を習得しておけば、今後の転職にも有利になると言えます。CADオペレーターのとしての経験はあるが、BIMオペレーターとしての経験はないといった場合でも、初心者OKという勤務先を見つけて修練していくことが成功への近道となります。

 

なお、派遣会社によってはBIMに関する研修などが行われていたり、自習室でBIMソフトを使用することができる場合もあります。現在、派遣のCADオペレーターとして働いている場合は上手に活用するのも良いでしょう。

 

BIMオペレーターとしてさらなる進化を遂げるモノづくりに携わってみてはいかがでしょうか。

 

本コラムに掲載の内容は、2020年07月18日時点に確認した内容に基づいたもので、実際の内容と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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