株式会社アクト・テクニカルサポート

CAD・派遣・転職2020.06.24

CADオペレーターとしてスキルアップを目指す!その具体的な方法とは

現在CADオペレーターとして活躍している方、これからCADオペレーターとして働こうとしている方、そうした方たちにとってCADオペレーターとしてどうやってスキルアップをすれば良いのか、といった点は課題の一つでしょう。この記事では、CADオペレーターとしてスキルアップを目指す、その具体的な方法について解説しています。

 

CADオペレーターのスキルとは

まず、CADオペレーターとして必須のスキルについて解説します。

 

基本的なスキル

CADオペレーターとして働いていく上で必要な、基本的なスキルはいくつか存在します。

 

・ファイルの読み書きやプリントアウトなど、パソコンの基本操作ができること

・設計士から渡された図面を正確に読み取れること

・設計士から渡された図面をPC上で正確にトレースできること

 

これらのことは基本中の基本で、これができなければCADオペレーターの仕事をこなしていくことはできません。しかし、こうしたことができるだけではまだ不十分だと言えます。

 

その他のスキル

CADオペレーターには下記のようなスキルも必要とされます。

 

・会社や業種・業務によって使用するCADが異なる場合があるので、それに対応できる能力

・設計士の指示を受けて図面を適切に修正できる能力

・設計士の指示を受けて3次元のモデリングを行う能力

・コミュニケーションスキル

 

最近では、3次元でのモデリング能力まで含めて、CADオペレーターとしての基本的なスキルになってきています。また、CADオペレーターの仕事をしていくにあたっては、適宜設計士や責任者に確認を行わなくてはいけないため、コミュニケーションスキルも重要な要素の一つとなっています。

 

CADオペレーターとしての効果的なスキルアップの方法

まず、CADオペレーターとしてスキルアップを図るためには、「独学で学ぶ」「CADスクールで学ぶ」「職業訓練校で学ぶ」といった方法があります。いずれの場合も、スキルアップするにはそれなりの忍耐と努力が伴います。

 

独学

CADを独学で学ぶ場合、フリーソフトや市販品の試用版などを使用することができます。また、自分の空いた時間を活用して勉強ができるので、こうした点をメリットとして挙げることができます。

 

しかし、CADを独学で学ぶ場合、専門的な知識や高度な技術を学ぶのには向いていません。手軽に始められるのは良いのですが、就職を目指すのであればやはり専門の機関で学ぶことをおすすめします。

 

CADスクール

CADスクールで学ぶ場合には、受講用のテキストや豊富な図面が用意されています。テキストは建築用や製造用などに分かれており、かなり踏み込んだ部分まで学ぶことが可能になっています。CADによる作図作業も繰り返して学ぶことができます。

 

ただし、CADスクールで受講をする場合には、その受講期間が限られていることや、受講料が高いといったデメリットがあります。また、本業がある場合にはCADスクールに通うのは難しくなってくるため、通信制のCAD講座など受講する時間を考慮してスクールを選ぶ必要があります。

 

職業訓練校

職業訓練校で学ぶ場合も、受講用のテキストや図面などが用意されています。CADスクールと比べると受講できる期間が長く、おおむね数カ月~一年間にわたってCADの操作技術や業界ごとの基礎知識を学ぶことができます。CADスクールと比べると学べる事柄が多くなるのが特徴です。

 

このように、CADを学ぶ方法はいくつかあります。しかし、CADソフトは日々進化しているものであるため、一度知識や技術を習得したからといってそれで終わりではなく、常に向上心を持っておくことが大切だと言えます。

 

CADオペレーターがスキルアップとして身につけたいこと

では、スキルアップの際にCADオペレーターはどのようなことを身に付ければ良いのでしょうか。

 

現場での実務を積む

CADオペレーターの仕事は、実務経験が大きなポイントとなる傾向にあります。そのため、設計の現場で実務を重ねることも、自身のスキルアップにつながります。

 

また、わからないことがあった際にそのままにせず、自分で調べたり周囲に教えてもらったりと常に疑問点を解消していくことを心掛けていれば、理解力や新しい知識を習得することもできます。

 

ただ単に業務をこなしていくのではなく、目的など考えながら仕事をしていくことも重要なスキルアップの要素です。

 

最新の情報をアップデート

IT系の技術というのは日進月歩であり、CADも例外ではありません。今使用しているソフトや機能が、今後も使用できるとは限りません。そのため、CADオペレーターとして働いていく場合には、自分の知識も常にアップデートしていく必要があります。

 

場合によっては、ソフトの更新によって便利な機能が追加されることもあり、こうしたことを覚えておけば業務の効率化にも役立ちます。

 

BIMに関する知識

最近、建築業界などで話題になっているのが、BIMBuilding Information Modeling)というソフトです。日本語では、「ビム」と読み、3次元CADに建築用のさまざまな機能を追加したソフトのことになります。

 

BIMは、今後は普及していくことが予想されます。CADオペレーターとして長く働くことを考えるのであれば、BIMに関する知識も早めに取り入れておくことで、幅広い業務を任される可能性があります。

 

CADでスキルアップするコツとは

CADでスキルアップするためのコツとしては、以下のような点を挙げることができます。

 

多くの作業をこなす

CADオペレーターとしてスキルアップするためには、やはり何度も繰り返して作業をこなしていくことが基本です。というのは、図面の読み方一つをとっても、ビギナーと上級者の間では正確さやスピードに違いが出てくるためです。

 

作図方法にもさまざまなやり方があり、繰り返し作業を行っているうちに、どんなやり方が効率的か分かってきます。具体的にどんな点を改善すれば良いのかは、職場の先輩の意見や、書籍・インターネットの情報などを参考にするのも良いでしょう。

 

コミュニケーション能力を磨く

コミュニケーション能力を磨くことも大切です。とくに設計士との間では綿密にコミュニケーションを取るようにしましょう。そうすることで、仕事上のミスも減らすことができますし、作図能力もアップすることになります。疑問点や問題点などがあったら、即座に責任者や設計士に確認するということが大切です。

 

ものづくりに携わっている意識

自分が行っているものづくりに積極的に興味を持ち、愛着を持つということも大事です。自分が作図しているものの完成形を把握しながら仕事をしていくのと、何も分からずに仕事をしていくのとでは、作業効率やスキルアップに大きな違いが出てきます。自分がモノ作りの工程の一つに携わっているということを常に意識しながら仕事をしていくと、仕事自体に対する愛着も湧いてきますし、作業意欲も増すことになります。

 

本コラムに掲載の内容は、2020年06月24日時点に確認した内容に基づいたもので、実際の内容と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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