株式会社アクト・テクニカルサポート

CAD・派遣・転職2020.06.10

BIMオペレーターの給料はどれくらい?仕事内容からキャリアアップのプランまでご紹介

皆さんはBIMオペレーターという仕事をご存じでしょうか。この記事では、BIMソフトやBIMオペレーターという仕事の内容、おおよその給料の目安まで詳しくご説明しています。

BIMオペレーターの仕事とは

BIMオペレーターの仕事に就くためには、まずBIMというのがどういうものなのかについて知らなくてはいけません。

 

BIMとは

BIMというのは、Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を略したもので、「ビム」と読みます。BIMを使った場合、通常の作図や3次元のモデリングだけでなく、建築物のコスト管理なども可能になります。

 

BIMがCADソフトと大きく異なっているのは、最初から3次元でモデリングを行っていく点にあります。そのため、また、建築に使う部材の指定や登録が可能で、建物の強度計算やコスト計算なども出来るようになっています。

 

代表的なBIMソフトとしては、オートデスク社のRevit、グラフィソフト社のARCHICAD、福井コンピュータアーキテクト社のGLOOBEといったものがあります。いずれのソフトも建蔽率や容積率の計算、日影計算なども出来るようになっています。

 

BIMオペレーターの仕事

現状は、はじめからBIMオペレーターを目指すということは少なく、CADオペレーターとしての実務経験を重ね、業務に精通した人がBIMオペレーターとして活躍することが多いです。

 

BIMオペレーターの仕事はCADオペレーターの仕事と共通点があります。AutoCADVecorworksといったCADソフトを使って3次元でモデリングを行った経験がある人であれば、比較的早くBIMの操作に慣れることができると言えます。しかし、CADオペレーターの仕事とBIMオペレーターの仕事の間には相違点もあります。

 

例えばCADオペレーターの場合、主な仕事は設計士から渡された図面を元に、CADで作図を行ったり、それを3次元のパースに仕立てたりすることがメインとなりますが、BIMオペレーターの仕事はそれだけには限りません。設計士の製図をサポートするという点では変わりないのですが、場合によっては施工ステップ図を作成したり、建築部材のライブラリーを管理する、といった仕事を任される場合もあります。

 

BIMソフトは単なる製図ソフトというよりは、大規模な建築物の施工工程全般を管理するソフトです。つまり、ある一定以上の知識を持っていなければ、BIMオペレーターを務めるのは難しいと言えます。

 

BIMオペレーターの給料

気になるのはBIMオペレーターの給料ですが、これは一般的に言ってCADオペレーターよりも高くなる傾向にあります。

 

また、トレースのみに特化した仕事であるか、それ以上踏み込んだ業務まで任されるかによっても変わってきます。とくに設計助手や設計士としての業務の一環としてBIMを用いる場合には、より高い傾向にあるようです。

 

どれくらいの金額になるかは会社や仕事内容、地域などによって変わってきますが、CADオペレーターの時給がだいたい1,600円くらいであるのに対して、BIMオペレーターの時給はおよそ1,700円~2,000円ほどとなっています。より複雑な業務を任される場合には、もう少し給料は高くなります。

 

これは月収にするとだいたい30万円くらいになります。より求められるスキルが高ければそれ以上の給料も見込めるでしょう。

 

知識や技術の習熟度によって給料は大きく異なる

 

BIMオペレーターの給料は、CADに関する知識やスキルによっても大きく変わってきます。

 

まず第一に必要とされるのは、3次元のモデリング能力です。2次元の作図しかしたことがない、という人はBIMオペレーターとして雇ってもらうのは難しい傾向にあります。ただし、3次元のCADオペレーターとしての実務経験があれば、BIMに関しては入社してから研修を受けられる場合もあります。

 

3次元CADに精通しているかつ、上記のようなスキルがあればより高い給料を見込めます。

 

BIMオペレーターとして給料アップを目指すには

 

BIMオペレーターとしての仕事を継続していけば、どんどんスキルがアップしていきます。その際には、給料の額は大幅にアップすると言って良いでしょう。

 

BIMオペレーターとしてキャリアアップを目指す場合には、建築に関する知識を身に付けることが大切になってきます。部材の名称やそのコストなどは、なるべく早い段階で覚えておくと良いです。

 

BIMソフトは日々進化しているものなので、ソフトがアップデートした場合にはそれに合わせてBIMの技能も磨いていったり、業界に関する知識を増やすことで仕事の幅も広がり、給料アップを目指すこともできます。

 

BIMオペレーターのキャリアアッププラン

BIMオペレーターのキャリアアッププランとしては、次のようなものが考えられます。

 

CADオペレーターからBIMオペレーターへ

BIMオペレーターになることをキャリアアップのゴールと考えている場合、まずは2次元CADオペレーターから始めて、3次元CADオペレーターとして勤務した後、最終的にBIMオペレーターを目指す、という選択肢もあります。

 

BIMは日本ではまだ導入が始まったばかりであり、BIMオペレーターとしての仕事も今後徐々に増えていくことが予想されます。ただし、BIMオペレーターとして働くためには、CADの実務経験だけでなく、設計補助の実務経験を問われる場合もあります。

 

BIMオペレーターからさらなるキャリアアップする場合

BIMオペレーターになるには、CADオペレーターとしての実務経験が必須となります。それよりも上を目指す場合、CADオペレーターやBIMオペレーターとして働いている最中に設計に関する技術や知識を身につけ、設計助手を経て設計士になったり、設計士を目指すという人も中にはいます。この場合、建築物の設計能力および建築士の資格が必要になってくるので難易度は高いですが、目指す価値はあると言えるでしょう。

 

本コラムに掲載の内容は、2020年06月10日時点に確認した内容に基づいたもので、実際の内容と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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