イベントコンパニオンの服装で気をつけたいポイントとは?

イベントコンパニオンにどのようなイメージをお持ちでしょうか。華やかで素敵な衣装を身につけている姿を思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、実際のところイベントコンパニオンの服装はどのようになっているのでしょうか。

ここでは、イベントコンパニオンの服装とはどんなものか、またイベントコンパニオンの服装で気を付けたい点なども併せて紹介します。

服装(衣装)が魅力的なイベントコンパニオン

TVや雑誌などにも登場する知名度のあるイベントで、周りの注目を集める華やかな衣装を身につけてほほ笑むイベントコンパニオンの姿を見たことがある方もいらっしゃることでしょう。

そういった華やかなイメージの強いイベントコンパニオンですが、イベントコンパニオン大規模なイベントや展示会はもちろん、ビジネス系のセミナーや学会、製品発表会や株主総会、ショッピングモールでのイベントなどさまざまな場所で活躍しています。

身につける衣装はイベントの種類やスポンサー企業によって異なり、バラエティに富んだ衣装を身につけることになります。スーツスタイルやワンピースなどが多いですが、中にはドレススタイルや、ショートパンツやミニスカートなどの露出度の高い服装が用意されていることもあります。

場合によっては、一般的なアルバイトでは身につけることはないような素敵な衣装を身につけて仕事をすることもあります。さまざまな衣装が楽しめたり、素敵な衣装を身につけたりできることはイベントコンパニオンの魅力のひとつといえるでしょう。

イベントコンパニオンはどのような服装でも、クライアント企業のイメージしたとおりに完璧に着こなさなければなりません。そのため、イベントコンパニオンには美しさや整ったプロポーションが求められるのです。決して若ければ誰もができる仕事、というわけではありません。

メイクやヘアスタイルも衣装のイメージに合わせ、かつ適度にトレンドを取り入れたものにする必要があります。普段からトレンドをこまめにチェックし、自分に似合うように研究するなどの努力も求められます。

努力を怠ることができないイベントコンパニオンの仕事は大変に感じるかもしれませんが、業務を通して美しさをキープし、たくさんの人の注目を集める特別感のある仕事でもあります。イベントコンパニオンが女性の憧れの仕事である理由はこうした部分が大きいといえるでしょう。

イベントコンパニオンの服装や身だしなみにおける注意点

イベントコンパニオンは、イメージが何よりも大切な仕事です。そのため服装や身だしなみにはさまざまな注意点があります。

・髪色

ヘアスタイルは、その人の印象を大きく左右する重要な部分です。イベントコンパニオンにおいては特に髪色に注意が必要です。

金髪など明るすぎる髪色は基本的にNGだと考えてください。カラーアッシュな避けるようにしましょう。黒髪でも問題はありませんが、場合によっては暗さや重たさを感じさせてしまうことがあります。明るさや軽さを演出する黒髪よりも少し明るい程度の自然なブラウンカラーがおすすめです。

・ネイル

イベントコンパニオンは製品を手に持ってPRしたり、サンプリングなどを行ったりするので手元はよくお客様に見られる部分です。普段からネイルケアをして美しい状態を保つとともに、ネイルカラーにも気を配る必要があります。

ネイルカラーは肌なじみの良いベージュ系や淡いピンク系のカラーが好まれます。派手なカラー、ストーンなどのネイルアートは避けるべきです。

ネイルカラーは欠けや剥げがないように常にきれいな状態に整えておきましょう。

・メイク

イベントコンパニオンはメイクにも気を配る必要があります。個性的で奇抜なメイクはもちろん、時代に合っていないメイクは好ましくありません。

適度にトレンドを取り入れ、明るさと親しみやすさのある健康的なメイクが理想です。老若男女問わず好感を持っていただけるメイクを心掛けましょう。濃すぎたり薄すぎたりすることなく、メイクをしていることは感じさせる程度に調節してください。

衣装の雰囲気に合わせることも必要です。

・宣材写真撮影時の服装にも注意が必要

宣材写真はイベントコンパニオンにとって非常に重要な存在です。イベントコンパニオンは仕事ごとに書類選考、オーディションを受ける必要がありますが、その書類選考の合否の判定は宣材写真による部分が大きいのです。

したがってイベントコンパニオンは宣材写真には力を入れる必要があります。ヘアメイクはもちろん、服装にも気を配り、清潔感のある好感度の高い服装で撮影に臨むようにしましょう。

自分の魅力を活かせる服装で撮影することがベストですが、撮影前に服装について事務所に相談してみるのもよいでしょう。オーディションに受かりやすい服装や、客観的に見て似合う服装のアドバイスしてくれるかもしれません。

・常に衛生的な服装でいること

イベントコンパニオンは美しさやプロポーションの良さが求められる職業ですが、クライアント企業のイメージを背負って立つ存在のため清潔感もそれらと同様に重要です。

清潔感はイベントコンパニオンでなくとも社会人として働く、特にお客様に接する接客業であればなおさら欠かせないものです。常に衛生的な服装を心掛けること、ムダ毛の処理などの身だしなみにも細心の注意を払ってください。

・アクセサリーは最低限に

イベントコンパニオンの仕事中に身につけるアクセサリーは最低限のものにしましょう。過剰なアクセサリーは製品を手渡したりする際に、お客様を傷つけてしまう可能性があるからです。

また、主張の激しいアクセサリーはスポンサー企業が用意した服装のイメージを壊すことにもなりかねません。

安全面、そしてクライアント企業のイメージを守るためにもアクセサリーの着用は最低限のもののみにしておきましょう。

イベントコンパニオンの服装はシンプルなものでまとめるのがポイント

イベントコンパニオンの服装は、基本的にシンプルなものでまとめるものと覚えておいてください。イベントコンパニオンは一人一人の個性を際立たせる仕事ではなく、クライアント企業の求めるイメージを体現する存在だからです。

そのためクライアント企業によって衣装が用意されている場合にはアレンジをするのではなく、クライアント企業の意図するとおりに着こなす必要があります。

衣装が用意される場合でも、靴は自分のものを使用する場合がほとんどですが、靴についてもカラーやヒールの高さの指定されることこともあります。その指定を必ず守りましょう。

黒パンプスや白パンプス、白スニーカーをそろえておけばほとんどの場合に対応できます。イベントコンパニオンは基本的に休憩時間以外立ちっぱなしになるので、靴にはこだわり自分の足に合ったものを用意しておきましょう。ヒールの高さは7㎝程度がおすすめです。

また現場ではスマートフォンや携帯電話は使用できないので、時間管理のための腕時計が必要となります。これも衣装の雰囲気を壊さないよう、シンプルなデザインのものを使用してください。

衣装が用意されない仕事の場合は、スーツスタイルでの対応となる場合がほとんどです。体に合ったシンプルな黒スーツと白の襟付きシャツはイベントコンパニオンの基本の服装として一式そろえておきましょう。パンツとスカートの両方用意しておけばより仕事の幅も広がります。

このようにイベントコンパニオンの服装は華美であることや個性を強調することではなく、清潔感とシンプルさが重要視されることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

イベントコンパニオンの面接時の服装にも気を付けよう

イベントコンパニオンとして活躍するにはイベントコンパニオンの仕事を扱う事務所に所属して、さらに仕事ごとにオーディションを受ける必要があります。

事務所に登録する際には面接がありますが、その際の服装にも気をつけるポイントがあるのです。

イベントコンパニオンはどのような衣装でも素敵に着こなすことが重要なため、抜群のプロポーションが求められます。面接でも美しさやプロポーションの良さは重要視されるポイントといえます。

面接時の服装について指定がある場合はその指示に従うのが大前提ですが、指定がない場合はプロポーションがわかる服装で面接に臨むようにしましょう。ひざ下の出るスカートやパンツ、トップスも体のラインがわかるものが理想的です。

もちろん清潔感や常識のある服装であることも重要です。ヘアメイクもイベントコンパニオンとしての心得と同じく、適度なトレンド感を加えた清潔感のある万人に好まれるものを心掛けるようにしてください。

まとめ

華やかな衣装で活躍しているイメージの強いイベントコンパニオンですが、その衣装を活かすためにプロポーションを保ち、髪色やネイル、メイクはもちろんのこと腕時計などの持ち物にも細心の注意が必要とされます。

また衣装が用意されない場合にはシンプルなスーツスタイルが基本である、面接時にはプロポーションがわかる服装を身につけるなど、イベントコンパニオンは服装に注意する点がたくさんあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

服装以外にも、清潔感のあるように常に身だしなみを整えておくことも重要です。イベントコンパニオンとして活躍するためにはこうしたポイントを押さえた服装をする必要があると心得ておきましょう。

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