イベントコンパニオンの仕事は平日が基本?土日のみでも働ける?

イベント会場で活躍するイベントコンパニオン。イベントコンパニオンを目指す人の中には、平日は学業や本業があるから土日だけ働きたいという人もいることでしょう。今回は、土日しか働けなくてもイベントコンパニオンとして活躍していくことができるのかについてご紹介します。

イベントコンパニオンの仕事は平日がメイン

イベントコンパニオンといえば、メディアの注目度の高い著名なイベント会場などで活躍している姿を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。

もちろん、華やかなイベントコンパニオンの仕事もたくさんあります。しかし、イベントコンパニオンの仕事の現場はそういった大きなイベントだけではないのです。

大会場で行われる大規模なイベントのほかにも、ビジネス系の展示会や、新製品発表会や学会、各種セミナーなどにおいてもイベントコンパニオンは活躍しています。

そういったビジネス系や学術系のイベントは土日ではなく、平日に開催されることがほとんどなのです。

イベント、というと土日に開催されるイメージが強くイベントコンパニオンの仕事は土日に集中していると思われがちかもしれませんが、平日の稼働がメインになる仕事であるといえるでしょう。

しかしながら、土日に開催されているイベントもありますので、土日のみしか働けないという場合でも十分にイベントコンパニオンとして活躍することができます。

平日が基本だが週1~のバイトで働く人もいる

イベントコンパニオンはイベント会場や展示会場で活躍するという仕事の特性上、基本的に仕事はイベント単位で発生します。イベントは多くの場合が3~5日間程度、長い場合でも2週間程度というのが一般的です。

では、イベントコンパニオンは土日のみ、もしくは週1~という働き方は難しいのでしょうか。

企業に勤めているなど本業をほかに持っていたり、大学や専門学校などに通っていたりする場合は3~5日程度の連続勤務は難しい場合がほとんどでしょう。まとまった日数が確保できるのは基本的にお盆や年末年始などに限定されるからです。

また休日が土日である職場に勤めている場合には、平日の稼働は基本的に難しいでしょう。そういったことを考えると、土日や週1~しか働けない方はイベントコンパニオンとして活躍するのは無理なのか、と思われるかもしれません。

しかし、平日の勤務は難しく週1~しか働けない場合でも、イベントコンパニオンとして働くことは可能な場合が多いようです。

イベントコンパニオンは特に都市部では需要が高く、求人サイトを確認してみるとたくさんの求人があります。すべての求人がそうだというわけではありませんが、イベントコンパニオンの求人で週1~の稼働でもOK、としている事務所が多くあるのも事実です。

もちろんたくさん働けるに越したことはないのかもしれませんが、週1~程度しか働けないから、といった理由でイベントコンパニオンを諦めることはありません。

週1~の勤務でもイベントコンパニオンとして活躍できる機会はあるので、興味があれば臆することなくチャレンジしてみることをおすすめします。

副業としてはたらくなら“自己管理”が重要

本業を持っている状態でイベントコンパニオンを副業として始めるのであれば、かなりの自己管理能力が必要となります。本業での休日にあたる日にイベントコンパニオンとして稼働することになるからです。

スケジュール管理はもちろん、体調管理はかなりしっかりと行わなくてはなりません。

健康を維持することはもちろんですが、イベントコンパニオンは人前に立ち、クライアント企業のイメージを背負って立つ存在です。

そのため人並み以上のプロポーションや美貌が求められます。当然スキンケアやヘアケア、ネイルケア、ヘアメイクなどの身だしなみに手を抜くことは許されないのです。

イベントコンパニオンとして働く日にしっかりと身だしなみを整えておくのはもちろん、普段からプロポーションの維持やスキンケアなどにも気を配り、イベントコンパニオンとして活躍できるように整えておくことが需要だといえるでしょう。

ライフスタイルに合わせてイベントコンパニオンとして働くためには

イベントコンパニオンとして活躍するには、まずはイベントコンパニオンの仕事を扱っている事務所に登録する必要があります。求人サイトなどから事務所を探し、面接を申し込みましょう。

面接では一般的な面接と同じくこれまでの経歴や志望動機なども確認されますが、プロポーションや美貌などもチェックされます。イベントコンパニオンの経験がある方は、宣材写真や経歴書を持参するといいでしょう。

面接を通過して事務所に登録してもすぐに仕事があるわけではなく、イベントごとにオーディションを受けて、通過しなければ仕事は獲得できません。著名なイベントでは応募者がかなりの数に上ることもあり、厳しい選考をクリアしなければ仕事は確保できないのです。

オーディションを勝ち抜いて仕事を確保したら、未経験の場合はさらに現場に出る前にコンパニオンレッスンを受け、イベントコンパニオンとして働くために必要な知識や立ち居振る舞いを身につけます。

イベントコンパニオンはこうして厳しい選抜をくぐり抜け、イベントコンパニオンとしての素養を身につけた人のみが活躍できる仕事なのです。

平日の稼働は難しい、週1~しか働けない、という方もライフスタイルに合わせて活躍できる場が用意されているので、イベントコンパニオンに興味があったら、まずは事務所の扉をたたいてみましょう。

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