イベントコンパニオンは婚活できる?結婚後の仕事事情も併せて解説

「婚活」という言葉が浸透して久しいですが、若い女性に人気の職業であるイベントコンパニオンは婚活できるのでしょうか?

ここではイベントコンパニオンは仕事を通して婚活できるのか、解説します。婚活が成功して結婚に至った場合のイベントコンパニオンの仕事事情についてもご紹介しましょう。

イベントコンパニオンの仕事は人との出会いが多い

イベントコンパニオンが活躍する場はたくさんあります。テレビや雑誌などに取り上げられることもある著名なイベント会場や大規模な展示会場のほかにも、各種企業の新製品発表会やセミナー、学会など、ビジネス系や学術系の仕事も少なくありません。

そういった場所には、さまざまな方が来場します。イベントコンパニオンとして活躍している20代女性の一般的な仕事である販売や事務などの仕事では出会うことがないような方に出会う機会もあるのです。

メディア関係の方や芸能人、社長や企業の上層部の方、政財界の方や大学教授などとの人脈がイベントコンパニオンの仕事を通してできることもあります。

場合によっては、スカウトされてモデルやタレントなど、芸能界への道が開けることもあるかもしれません。実際に現在芸能界で活躍している方でイベントコンパニオン出身、という方がいるのも事実です。

しかし、これは非常に幸運なレアケースであり、イベントコンパニオンになれば必ず芸能界への道が開ける、というわけではありません。

イベントコンパニオンはその職業の特性上多くの人と接するので、自分の知らない世界で活躍している方と出会う機会は多い仕事といえるでしょう。

自分の世界を広げたい方や、人脈を広げたい方には最適な仕事だといえるかもしれません。

出会いは多いが婚活ができるとは限らない

イベントコンパニオンは人との出会いが多い仕事であることは事実です。しかし、それが婚活につながるかといえば、必ずしもそうだとはいえません。

先にも述べたように、イベントコンパニオンは普通に暮らしていては出会うことのないような立場の方と知り合う機会も多いため、魅力的な方との出会いがあることも想像に難くないでしょう。

しかし、基本的に、イベントコンパニオンの仕事を通じて知り合ったお客様と個人的に直接連絡を取ったりすることはできません。あくまでも仕事上での付き合い、ということになります。

そのため、イベントコンパニオンの仕事を通して婚活ができる、すなわちお客様と仕事以外の個人的なお付き合いをする、というのはほとんど不可能と考えてください。

イベントコンパニオンであることがステータスになり、イベントコンパニオンとして働いていることが仕事外で行う婚活においてプラスに働くことはあるかもしれません。

もし婚活に成功して結婚となってもイベントコンパニオンは続けられる?

イベントコンパニオンとして活躍している女性の中心年齢層は20代です。20代でなければイベントコンパニオンができない、というわけではなく30代でも活躍しているベテランコンパニオンも存在しますが、そういった方はほんの一握りといえます。

イベントコンパニオンは整ったプロポーションや美貌のほかにも、若々しさが求められます。そのため20代後半~30代になると仕事が減少する傾向にあり、多くのイベントコンパニオンは20代後半になると引退を考え始めるのです。

早い時期から引退を見据えて婚活に励んだり、転職に備えて準備をすすめたりする方もいるようです。

そうしたことから、婚活に成功して結婚した場合、結婚をきっかけにイベントコンパニオンを引退することが多い、というのが実情といえるでしょう。

しかし、婚活に成功して結婚したからといってイベントコンパニオンが続けられないわけではありません。

既婚者であっても若々しい美しさや整ったプロポーションが維持できるのであれば、イベントコンパニオンを続けることも可能でしょう。

婚活は難しいけどイベントコンパニオンの仕事はメリットがたくさん!

出会いは多くとも、婚活を目的にイベントコンパニオンの仕事を行うのは難しいですが、婚活以外にもイベントコンパニオンの仕事のメリットはたくさんあります。

先にも少し触れましたが、イベントコンパニオンは選ばれた女性のみができる職業であり、誰もが簡単になれるものではありません。美しい笑顔を浮かべて大勢の人の注目を集めるイベントコンパニオンは若い女性の憧れの職業であり、ステータス感を得られることでしょう。

プロポーションの維持はもちろん、スキンケアやヘアケアに気を配ったり、メイクやヘアスタイルを研究したりすることで女子力アップも期待できます。

人前に出て、製品のPRをおこなったり、自らお客様に話しかけたりすることでコミュニケーション能力が培われるとともに積極性や度胸も身につくでしょう。

人脈が広がるのはもちろん、イベントコンパニオンとして働いている女性とは年齢層が近く同性の友人ができやすいこともメリットといえます。

そして、働く上で気になるのはやはり給料。どれだけステータスややりがいがあっても、給料は無視することはできないでしょう。

イベントやキャリアによっても異なりますが、イベントコンパニオンの日給相場は1万円~1万5千円程度であり、20代女性の一般的なアルバイトなどの日給と比較すると高額であるといえます。

このように、婚活は難しくてもそれを補えるだけのメリットがイベントコンパニオンの仕事にはたくさんあるのです。プロポーションや美貌に自信があり、イベントコンパニオンの仕事に興味があるのであれば、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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